ケアマネジャーはどこに依頼するの?気になる費用はいくらかかる?

認知症の親を介護する上で心強い味方となってくれるのがケアマネジャーですが、初めての介護だとそもそもケアマネジャーにケアプランを作成するためにはどこに依頼すればいいのか、費用はどのくらいかかるのかといった不安がありますよね。

今回は、実際にケアマネジャーにケアプランの作成をお願いする場合の依頼先や費用について紹介していきましょう。

要支援、要介護で変わるケアマネジャーの依頼先

親が認知症になりデイサービスや訪問介護、介護保険施設といった介護保険サービスを利用したい場合は、必ず「ケアプラン」が必要となります。このケアプランを作成できるのが、ケアマネジャーです。

しかし、今まで介護とは無縁の生活を送ってきたあなたは、そもそもケアマネジャーがどこにいるのか、どこに依頼すればよいのかわからないですよね。ケアマネジャーの依頼先は、要介護認定の区分によって変わります。

要支援1~2の場合…地域包括支援センター

市役所の窓口や地域包括支援センターなどで要介護認定を申請し、「要支援1~2」と認定された場合は、自動的に地域包括支援センターにいるケアマネジャーにケアプランの作成を依頼することになります。

地域包括支援センターは全国にたくさんありますが、地域によって名前が異なります。また地域包括支援センターを利用できるのは、地域包括支援センターが管轄する地域に住んでいる方のみです。

例えば、認知症の親が東京都渋谷区の渋谷3丁目に住んでいるなら、渋谷3丁目を管轄している「ひがし健康プラザ」という名前の地域包括支援センターに行き、ケアプランの作成を依頼することになります。

参考 渋谷区 地域包括支援センター 一覧
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/com/000034010.pdf
地域包括支援センターの名前は、お住まいの市区町村の介護保険課などの窓口に電話で問い合わせしたり、ホームページを確認するとわかります。

要介護1~5の場合…居宅介護支援事業所

要介護認定によって「要介護1~5」と認定された場合は、「居宅介護支援事業所」という場所でケアマネジャーにケアプランの作成を依頼することになります。

居宅介護支援事業所というのは、複数のケアマネジャーが所属する場所であり、訪問介護やデイサービスなどの介護保険サービス事業所と併設されていたり、個人が独立開業しているケースなどさまざまです。

「そんなことを言われても、どこに居宅介護支援事業所があるかわからないけど…。」と不安になるかもしれませんが、安心してくださいね。

地域包括支援センターや市役所の介護保険課などの窓口で相談すれば、お住まいの地域で利用できる居宅介護支援事業所のリストを紹介してもらえます。ケアマネジャーと契約する場合は、まずはリストの中から居宅介護支援事業所を選べばよいわけです。

もちろん、周りで実際に親を介護している人から「〇〇のところのケアマネジャーさんは、すごくいいよ。」といった口コミを耳にしているなら、そういった評判を参考にして居宅介護支援事業所やケアマネジャーを選ぶのも良いでしょう。

ひとみ

母は現在要介護1なの。うちの地域には結構な数の事業所があったので迷ったんだけど、最終的には一件一件電話して確認して見たわ。事業所から遠いなどの理由で断られたところもあったけど、それでも納得するまでじっくりと検討することは大事よね。

ケアマネジャーの費用は無料なので安心!

要介護認定もされて、これからの介護のためにケアマネジャーにケアプランを作成してもらうと思っても、どのくらいのお金がかかるのか不安になるでしょう。

ケアプランの作成は無料

ケアマネジャーに最初にお願いする依頼といえば、ケアプランの作成です。ケアプランがなければ介護保険サービスを利用できませんから、これからの介護生活のためには必要不可欠ですよね。

一般的に介護保険サービスを利用する場合は、所得に応じて1~3割の自己負担金を支払うのが普通です。

ケアプランの作成もいってみれば介護保険サービスの一環のようなものですが、ケアプランの作成をケアマネジャーに依頼しても、利用者側が費用を支払う必要はありません。

その他連絡調整等も無料

実際にケアプランを作成してもらい、プランに従って介護保険サービスを利用していく中で、担当のケアマネジャーに各サービス事業所や関係機関と連絡をとってもらったり、さまざまな調整をしてもらうことがあります。

また、作成したケアプランでしっかりと利用者が生活をできているか確認するために、定期的にケアマネジャーは利用者のもとを訪問して、随時ケアプランの見直しをしていきます。

こういったケアマネジャーの一連の仕事に対しても、利用者側が費用を支払う必要はありません。

ケアマネジャーは頼らないと損!

ケアマネジャーを利用する場合、費用は一切かかりません。

ケアマネジャーというのは、言ってみれば介護保険のプロです。経験年数にもよりますが、常に数十人の利用者を担当してケアプランを作成したり連絡調整を行っているので、知識や経験が豊富です。

そんなプロの力を無料で借りられるのですから、利用しない手はないですよね。ケアマネジャーは、利用者や利用者を支える家族が適切な介護保険サービスを利用できるように仕事をしています。

これから介護をしていく中で困ったこと、わからないこと、つらいことがあれば、正直にケアマネジャーに相談してみましょう。

ケアマネジャーは、その声から今の介護の状況を理解して、もっと適切なケアプランを作成したり、悩みを解決するための方法を提案してくれるはずです。

まとめ

これからの介護生活の心強い味方となってくれるケアマネジャーは、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所で見つけられます。

要介護認定の判定が出たら、まずは地域包括支援センターや市役所の介護保険課の窓口で相談をして、利用できる居宅介護支援事業所を紹介してもらいましょう。

ケアマネジャーは、ケアプランの作成や各関係機関との連絡調整といった業務を行ってくれますが、費用はすべて無料となっています。

これからの介護のことを考えると、お金のことが気がかりになると思いますが、ケアマネジャーと契約をする時点ではお金は発生しないので、安心して依頼をしましょう。